(C)TOSSランド>教師ランド>教科外・総合・新しい教育>小学校英会話・国際理解>その他>その他
指導案作成:糀谷 玉紀(法則化神戸フレンドシップ)
英語ノートの内容をTOSS型英会話で授業する場合の指導案です。45分間をT前時の復習、U本時のダイアローグ、Vフリートークまたはリスニングにわけました。以下の導案はU本時のダイアローグをTOSS型英会話の三構成法で授業します。(約15〜20分)
本時のダイアローグ
A: Where do you want to go?
B: I want to go to Italy.
不定詞の「名詞的用法」を使った表現である。文字で見ると難しく感じられるダイアローグではある。しかし、リズムよく言えるようになれば、簡単に覚えられて記憶に残りやすい。また、疑問詞や不定詞の動詞を入れ替えることによって、様々な表現ができるようになるダイアローグである。
T復習(15分)
U本時のダイアローグ
(15分)
1.新出単語
China, Italy, Brazil, America
・国旗のフラッシュカードを使用し、
2回,1回,子どもだけでリピートさせる。
2.状況設定と口頭練習
<状況設定>
旅行会社カウンターの写真と、旅行会社の店員の絵を貼る。
店員:May I help you?
客:I want to travel !
店員:Where do you want to go?
客:I want to go to China.
Wait! I want to go to Italy!
No, no…I want to go to Brazil.
Ummm…I want to go to…
店員:Where do you want to go?
客:I want to go to Italy!!!
店員:OK! You want to go to Italy!
Here you are.
・教師は店員役とお客の一人二役をする。
・客の役をする時に、中国、イタリア、ブラジル、オーストラリア、などいろんな国のパンフレットを手に持つ。そのパンフレットを見ながら、どこに行くのか迷っている演技をする。
・店員は迷っている客にしびれを切らせて、「一体どこに行きたいのですか?」という感じで客にたずねる。
・客は「イタリアに決めた!」という雰囲気でゆっくり力強く台詞を言う。
・店員はHere you are. と言いながら、たくさんのイタリア旅行パンフレットを渡す。(絵で)
*Tは教師を、Cは児童を表す。
<ダイアローグの口頭練習>
(1)答え方の練習
T:want to go
C:want to go
T:want to go to Italy
C:want to go to Italy
T:I want to go to Italy.
C:I want to go to Italy.
T:I want to go to Italy.
C:I want to go to Italy.
(同様にChina, Brazil, Americaで2回ずつリピートさせる)
T:I want to go to Italy.
C:I want to go to Italy.
(同様にChina, Brazil, Americaで1回ずつリピートさせる)
T:Where do you want to go?
C:I want to go to Italy (China, Brazil, America).
(教師が質問し、子どもが答える)
・一文を区切りながら、リピートさせる。
・リズムよくリピートさせる。
・リズムよく言えるようになったら、だんだんテンポを上げていく。
*One by one
One. Two. Three. Stand up.
T:Where do you want to go?
C1:I want to go to Italy.
T:Good!
Where do you want to go?
C2:I want to go to China.
T:Nice!
Where do you want to go?
C3:I want to go to Brazil.
T:Very good!
・いろんな国旗(練習した以外の国以外の国旗も)を提示しておき、3人の子どもを指名する。
・一人ずつ自分の行きたい国を答えさせる。
・答えられない子どもがいたら、Italy? China?
America? など国名を言ってヒントを与える。
(2)尋ね方の練習
T:Repeat! Where? C:Where?
T:Where? C:Where?
T:Where do you C:Where do you
T:Where do you C:Where do you
T:Where do you want to go?
C:Where do you want to go?
T:Where do you want to go?
C:Where do you want to go?
T:Everyone, ask me.
Where do you ? One, Two.
C:Where do you want to go?
T:I want to go to Italy.
C:Where do you want to go?
T:I want to go to China.
C:Where do you want to go?
T:I want to go to Brazil.
C:Where do you want to go?
T:I want to go to Australia.
・教師は最後に今までに練習していない、国名を答える。(オーストラリアなどの子どもがカタカナでわかる国がよい)
・最後のオーストラリアはゆっくり答える。
・教師が「自分が本当に行きたい」という感じで言う。
(3)グループ練習
教室を二分してフラッシュカードを見せながらWhere do you want to go? と聞くグループと I want to go to ○○. と答えるグループで練習させる。
・教師は言う方のグループの方に顔を向ける。
・フラッシュカードは少し答える方のグループの方に向ける。
3.アクティビィティーかゲーム
国旗のミニカードを持って,お互いに聞きあう。(自分の持っているカードの国名で答える)
一人の子どもと一緒に、前でデモストレーションする。
C:Where do you want to go?
T:I want to go to Brazil.
T:Good! Ask me!
C:Where do you want to go?
T:I want to go to Italy.
And change the cards!
One point!
Get three points and sit down.
OK?
T:Stand up and start!
・自分と同じミニカードを持っていたら、1ポイントとして3ポイント獲得したら座る。
あるいは、お互いに聞き合った後、カードを交換し、3分の制限時間内にできるだけたくさんの人とカードを交換した人を勝者とする。
V フリートークorリスニング(15分)
<フリートーク>
1、友達と「自分の行きたい国」をインタビューし合う。
・国旗を印刷したワークシートを準備する。友達の名前をその友だちが答えた国の欄に書いていく。
2、自分の行きたい国、またその理由を発表させる。
・英語ノートのp39,42,43を学習した後の方がより効果的である。
・I want to eat/see/play〜を指導しておく。
C1:I want to go to 韓国. I want to eat kimuchi.
C2:I want to go to America. I want to see 自由の女神.
・発表する時には「世界遺産や地名などは、日本語で言ってもよい」ということを確認しておく。