(C)TOSSランド>教師ランド>教科外・総合・新しい教育>小学校英会話・国際理解>その他>その他
連絡先:溝端久輝子(法則化神戸フレンドシップ)
指導案作成:大國佐智代(法則化神戸フレンドシップ)
英語ノートの内容をTOSS型英会話で授業する場合の指導案です。45分間をT前時の復習、U本時のダイアローグ、Vフリートークまたはリスニングにわけました。以下の導案はU本時のダイアローグをTOSS型英会話の三構成法で授業します。(約15〜20分)
新出ダイアローグ
A:Hi, what subject do you study?
B:I study music. I like music.(自分のクラスの時間割を見せながら)
What subject do you study?
A:I study math.
B:I like math.(自分のクラスの時間割を見せながら)
A:I study
英語ノートでは,ダイアローグ形式での指導案が提示されていない。しかし,時間割を見せて単に“I study Japanese on Monday.”と言ったところで,同じクラスの人同士の会話なら全然,楽しくないので,別クラスの人と何の教科を勉強するの?と尋ねるダイアローグを考えた。即ち
“On Monday, what subject do you study?”“I study Japanese. I like Japanese.”
のようにしてみた。
また教科名を一時にたくさん教えると混乱の元であるので,数時間に分けて少しずつ教えるほうがいいと考える。本時の指導は,第1時の提案である。
T復習(15分)
45分間を3つのパーツに分け,最初の15分間はオープニング(挨拶・歌など)既習ダイアローグの復習等に使う。
U新出ダイアローグ(15分)
1.新出単語
Japanese, math, music, science
2回,1回,子どもだけで言わせる。
教科名はたくさんあるが,ダイアローグ習得を目的とするので,本時では4つの単語に絞って練習させる。
2.状況設定と口頭練習
A:Hi, what subject do you study?
B:I study music. I like music.(自分のクラスの時間割を見せながら)
What subject do you study?
A:I study math.
B:I like math.(自分のクラスの時間割を見せながら)
A:I study math on Monday,
Tuesday, Wednesday and Friday.
同じクラスの人同士で会話しても,時間割が同じなので,違うクラスの人と話しているというシチュエーション。
好きな教科を答えた上で,その教科がいつ(何曜日)あるのかを付け加える。
3.ダイアローグ練習1
答え方の練習
T:I study Japanese( math, music, science).
C:I study Japanese( math, music, science).
T:1 by 1.
フラッシュカードを使って,答え方を repeatさせる。
ダイアローグ練習2
きき方の練習
T:What
C:What
T:What subject
C:What subject
T:What subject do you study?
C:What subject do you study?
ダイアローグ練習3
教室を二分してカードを見せながらWhat subject do you study?と聞くグループとI study〜. と答えるグループで練習。もう少し定着をはかる。
3.アクティビィティーかゲーム
その1
手持ちカードを使って
What subject do you study? I study〜.のダイアローグに限った練習をする。
自由に歩きながら,出会った人とカードを使って尋ね合い,カードを交換するなどして練習量を増やす事も考えられる。
英語ノートはアクティビィティーの段階で使う
自分で作った時間割を見せながら,好きな教科を答える。またその教科をいつ勉強するか答える。
その2
英語ノートを使って尋ねる
※ 好きな時間割を作って会話すると,子どもの中には毎日のように体育や音楽ばかりを書き込む子も出てくるだろう。
そこで,クラスの実態に合わせて4文ダイアローグができるようならば取り入れても楽しい。
4文の例
A:On Monday, what subject do you study?
B:I study music. I study music everyday.
A:Why?
B:Because I like music.
※ 時間割を自由に作らせる場合,週当たりの時間数を限定するか,自由に考えさせるかによって,
ダイアローグも異なってくるだろう。
Vフリートーク or リスニング