(C)TOSSランド>教師ランド>教科外・総合・新しい教育>小学校英会話・国際理解>その他>その他
指導案作成:大國佐智代(法則化神戸フレンドシップ)
英語ノートの内容をTOSS型英会話で授業する場合の指導案です。45分間をT前時の復習、U本時のダイアローグ、Vフリートークまたはリスニングにわけました。以下の導案はU本時のダイアローグをTOSS型英会話の三構成法で授業します。(約15〜20分)
新出ダイアローグ
A:What’s this?
B:It’s a cat.
フラッシュカードをめくりながら,“What’s this?”と尋ねる。 これ以外にも,布の中に物を隠し,上からタッチして尋ねる方法や,ブラックボックスを使って中に入っている物を当てさせる方法もある。
“What’s this?”“It’s a pencil.”は様々に応用できる楽しいダイアローグである。英語ノートでは第7単元で登場するが,ダイアローグそのものも短く簡単なので,もっと早い段階で指導できる。またその方が,他に応用できるダイアローグも増える。
T復習(15分)
U本時のダイアローグ
(15分)
T・・・教師 C・・・子ども
1.新出単語練習
dog、 cat、 pig、 cow 、horse
フラッシュカードにイラストをかいたものを用意し、
カードをめくりながら教師の後に続けて発話する。2回→1回→子どもだけ
2.状況設定と口頭練習
What’s (シルエットになった動物を見せて尋ねる。 少し間をあけ) this?
C:dog!
T:That’s right ! It’s a dog.
C:It’s a dog.
T:It’s a dog.
C:It’s a dog.
あと2回,同様に見せてリピートさせる。
この他,フラッシュカードの1枚目を,ジワジワ見せたり,ヒラヒラさせたりしながら“What’s this?”と尋ねる方法も有名である。
“What’s this?”の状況設定の仕方は,カードを使う方法以外にもいくつか考えられる。
@ ブラックボックスを持ち込んで,中身を尋ねる方法は,英語ノートにも紹介されている。
A 黒い布に果物等を包んでタッチさせたり,においを嗅がせたりして“What’s this?”と尋ねる。
3.ダイアローグ練習1
答え方の練習@
T:It’s a cow.
C:It’s a cow.
T:It’s a horse.
C:It’s a horse.
ダイアローグ練習に入ったら,フラッシュカードをめくりながら,テンポ良く答えさせていく
答え方の練習A
T:What’s this?
C:It’s a dog.
T:What’s this?
C:It’s a cat.
T:What’s this?
C:It’s a pig.
T:Very good!
答え方の練習B
1 by 1.
One. Two. Three. Stand up.
T:What’s this?
A:It’s a cow.
T:Good. What’s this?
B:It’s a horse.
T:Nice. What’s this?
C:It’s a dog.
T:Very good!
1by1は子ども達も緊張する場面であるので,答えられたら必ずほめる事を忘れない。
ダイアローグ練習2
@尋ね方の練習
T:Repeat. What’s?
C:What’s?
T:What’s?
C:What’s?
T:this C:this
T:this C:this
T:What’s this?
C:What’s this?
T:What’s this?
C:What’s this?
A教師対子ども
T:Everyone, ask me.
What’s this? One, Two.
C:What’s this?
T:It’s a dog.
C:What’s this?
T:It’s a cat.
C:What’s this?
T:It’s a pig.
C:What’s this?
T:It’s a horse.
B子ども対子ども
教室を二分してカードを見せながらWhat’s this? と聞くグループと
It’s a ○○. と答えるグループで練習。もう少し定着をはかる。
4.アクティビィティー
その1
動物カードを持って,お互いに聞き合う。
同じ動物カードを持っていれば座ったり,仲間に入れたりなど,工夫すると楽しい。
その2
英語ノートを使って尋ねる
水族館の絵を使って尋ねる。
デジタルコンテンツを使うと,画面をクリックすれば,シルエットから本物の折り紙の絵に変わるのでWhat’s this?を使って尋ねるのに適している。
ただし,rabbit やship,bird butterfly という単語を知っていなければいけないが,日本語でもok と言って答えさせ,それを英語にしていく事でも対応できる。
Vフリートーク or リスニング